【中学1年生】最初の定期テスト!!小学校と中学校の違い

中学1年生は最初のテストが6月に行われるかと思います。(地域や学校によっては5月もあるかもしれません)

中学1年生は初めての定期テストになります。

受験を経験したことがない中学1年生にとってはそもそも「定期テスト」ってなに?となっているお子様が多いです。

 

ここが違う!小学校と中学校のテスト!!

・範囲が広い!

・順位や偏差値が出る!(出ないところもある)

・100点は当たり前じゃない!

内申点(≒通知表)に影響が出る!

・部活などがテスト期間前は休みになる(ことが多い)!

・自己肯定感に影響が出る!?

 

・範囲が広い!

小学校は1単元ごとに1回テストがあり、科目もバラバラです。(単元が終わったらテスト)

中学校は定期テスト期間があり、その期間で5教科(または最大9教科)のテストがあります。学校や地域にもよりますが、私の地域では定期テストは年間3回、ざっくりですが4か月に1回になりますので、テスト範囲も4か月分です。

 

・順位や偏差値が出る!(出ないところもある)

(地域や学校にもよりますが)順位や偏差値が出ます。偏差値の細かい話はここでは割愛しますが、学級順位や学年順位、得点分布など各教科ごとに出ます。

小学校ではせいぜい友達と見せ合ったりでなんとなく分かる程度かと思います。

 

・100点は当たり前じゃない!

小学校のテストでは100点が当たり前です。せいぜい90点は普通に取れてほしい・・・(80点やそれ未満がほとんどの方は学校の先生や塾などにご相談ください、学習習慣等に何かしら問題がある可能性があります)

ですが、中学校では100点はなかなか取れません。(難しいわけじゃないと思うんですがねぇ・・・)なので点数だけで一喜一憂しない!ただ、100点取れなくても大丈夫、ということではないです!!

 

内申点(≒通知表)に影響が出る!

小学校では極論ですが、通知表が悪くても進路などに影響はありませんでした。

ですが、中学校では内申点(≒通知表)が非常に重要になってきています。

学力の3要素(こちらも詳細は割愛)を基準とした評価で定期テストだけで決まるわけではありませんが、比重が大きいことは間違いありません。

また、地域にもよりますが、進路にも影響が出ます。一定の基準を満たしていないと受験できない、または合格できない、入試の点数だけ良ければOK!という時代は終わりました。(地域にもよりますが)中1からの3年間の内申点が加味される入試制度の地域も多いです。受験は始まっている!!

 

・部活などがテスト期間前は休みになる(ことが多い)!

小学校では前述したように単元ごとにテストがあるため、時期もバラバラ、科目によっても違う、というのが当たり前です。

中学校ではテスト期間が決まっているので、その数日前から部活等も休みになり、テスト勉強期間に入るところが多いかと思います。

部活がないから遊ぼうー!ではないですよ!

 

・自己肯定感に影響が出る!?

こちらは少しそれますが、とても大事なことだと思っています。

すでに小学校で影響が出ているお子様もいらっしゃいますが、やはりテストの成績は中学生以降の学生にとってはとても重要なポイントになるかと思います。

小学校ではあいまいになっていた学力の部分が、順位が出ることで1位から最下位まで明確になってしまいます。

自分が最下位だったらどう感じますか?そんな自分を誇れるでしょうか・・・

我が子が最下位だったら・・・なんと声をかけますか?

褒められるでしょうか・・・やはり叱ってしまうかもしれません。

学力の差(点数の差)は1点でも最下位は最下位です。自己肯定感に少なからず影響が出る可能性があります。

 

 

まずはしっかりと違いを理解したうえで、具体的な対策を行っていきましょう!